

ベクターにおける品質マネジメント
卓越性は、単なる約束ではなく、私たちの標準です。お客様の要件を確実に満たしながら、製品の継続的な改善に取り組み、プロジェクトを予定どおり、かつ予算内で遂行します。そのために、質の高いトレーニングと充実したサポートを提供しています。。
Vector Process Management System(VPMS)は、これらを支えるグローバル共通の基盤です。世界中のすべての拠点で共通のプロセスを適用し、どこからでも利用できる環境を整えています。明確に定義されたインターフェイスとシームレスな連携により、グローバルな開発を一貫した品質で支えています。
取得認証・認定
ベクターの品質は、外部の認証機関による独立した監査を通じて、定期的に評価・認証されています。
ベクターは2017年より、ドイツ税関当局から認定経済事業者(AEO)の認定を受けています。 これは、世界税関機構(WCO)の基準およびEU規則(EC)648/2005に完全に準拠していることを示すものです。これにより、効率的で信頼性の高い通関手続きを通じて、海外のお客様にも迅速かつ安定した製品供給を実現しています。
AUTOSARベーシックソフトウェアの開発において、ベクターはソフトウェアコンポーネントの再利用を最大限に活用しながら、多様なお客様の要件に対応しています。製品ラインアプローチにより、幅広いお客様要件を取り込みつつ、機能性と品質の両立を追求しています。これらの開発プロセスは、継続的かつ体系的に改善・発展させています。
本開発プロセスの主な特長は以下のとおりです。
- 最適化されたツールサポートによる高度な標準化と自動化
- エンジニアリングプロセス(ENG)全体を支える統一的なツールサポート
- 明確な責任分担とアジャイルなプロセス要素による、要件変更への迅速な対応
- 定義された役割ごとの明確な責任範囲
- プロセスおよび関連ツールの継続的な改善
AUTOSARベーシックソフトウェアの開発に適用されるプロセスは、Automotive SPICE®(ASPICE)に準拠しており、定期的にアセスメントを受けています。
これらのアセスメント結果は、高いプロセス品質を裏付けるものであり、その成果はISO 26262に基づく安全性アセスメントの結果にも反映されています。
ベクターは、ISO/PAS 5112に準拠したサイバーセキュリティマネジメントシステム(CSMS)を確立しています。さらに、組み込みソフトウェア製品であるMICROSAR HSMおよびMICROSAR Classicは、ISO/SAE 21434の認証を取得しています。これらの認証は、ベクターが国際的に高い水準のサイバーセキュリティ要件を満たすソリューションの提供に取り組んでいることを示すものです。
ISO 26262は、自動車の安全関連電気・電子システムの開発において、自動車メーカーが準拠を求める国際規格です。 この規格では、活動、成果物、および適用手法を含む構造化されたプロセスモデルが定義されています。
ベクターの安全関連AUTOSARベーシックソフトウェアである MICROSAR Safe は、ISO 26262に準拠して開発されており、ASIL Dまでの要求に対応しています。このことは、第三者認証機関によって確認されています。また、モデルベースE/E開発ツールである PREEvision は、ISO 26262に準拠した安全関連アーキテクチャの設計を支援します。
ENX協会(ENX Association)は、VDA(ドイツ自動車工業会)を代表して、TISAX(Trusted Information Security Assessment Exchange)を通じた自動車業界における情報セキュリティ評価の相互承認を推進しています。TISAX評価は、認定を受けた監査人によって実施されます。なお、TISAXおよびその評価結果は一般公開を目的としたものではありません。
Vector Informatik GmbHでは、情報の機密性、可用性、完全性を最重要課題の一つと位置付けています。そのため、機密情報を保護するための包括的な対策を実施しており、ISO/IEC 27000シリーズに基づくドイツ自動車工業会(VDA)の情報セキュリティ要件(VDA ISA 5.1)に準拠しています。
本評価は、認定TISAX評価プロバイダーであるDEKRAにより、シュツットガルト、レーゲンスブルク、カールスルーエ、ミュンヘンの各拠点で実施されました。正当な利用目的を有することをご提示いただける場合には、ENXポータルを通じてAssessment Level 3の評価結果をご提供いたします。お問い合わせは、vgciso(at)vector.comまでお願いいたします。
当社の評価に関する基本情報は以下のとおりです。
- Scope-ID:S4RXT9
- Participation-ID:P96MWR
- Assessment-ID:AC5LWK-1
- Objectives:Information with Very High Protection Needs, Very High Availability
ベクターは1998年よりISO 9001認証を取得しており、それ以来、すべての拠点において毎年のISO監査を不適合なしで継続しています。また、自動車業界で求められる成熟度モデルに基づき、長年にわたり組み込みソフトウェアを開発しています。
2013年より、Vector Informatik GmbHはドイツ連邦航空局から認定荷送人としての認可を受けています。ベクターは、EU規則(EC)300/2008の要件を遵守しています。
この認可により、ベクターは認定荷送人として認められており、承認番号 DE/KC/01589-01 のもと、規制対象代理人および認定荷送人のデータベースに登録されています。
ベクターは、化学物質または調剤の輸入、製造、加工を行っていません。
また、通常の使用条件および予見可能な使用条件において、含有物質が意図的に放出されることのない製品を提供しています。そのため、91/155/EECおよび67/548/EECに基づく安全データシート(SDS)の発行義務はありません。
ベクターは、プリント基板および電子機器を、認定された信頼できるサプライヤーからのみ調達しています。サプライヤーとの緊密な連携と定期的な監査を通じて、REACH規則への完全な準拠を確保するとともに、必要に応じてサプライチェーン全体のREACH準拠状況を確認しています。
また、サプライヤー監査を通じてREACH指令の遵守状況を継続的に確認しており、必要に応じてサプライチェーン上の二次サプライヤーについてもREACH準拠状況を確認しています。