2024/7/24

ベクター、世界初の認証済み自動運転用ベーシックソフトウェアをリリースしました

機能安全の分野において、独立系かつ国際的に認められた専門機関であるexidaは、ベクター社の「MICROSAR Classic Safe」ベーシックソフトウェアに対し、最高レベルであるASIL Dまでの認証を改めて付与しました。定期的な再認証に加え、今回は「MICROSAR Classic Safe」ベーシックソフトウェアが、冗長システムにおける可用性に関する安全要件を満たしていることを実証することに重点が置かれました。これにより、自動車メーカーおよびそのサプライヤーのECU開発者は、自動運転機能向けにこのベーシックソフトウェアを使用できるようになりました。

exida社の評価担当者は、ベーシックソフトウェアのさまざまな領域にわたるモジュールを評価しました。彼らは、メモリにおける無干渉状態および、冗長システムの可用性を確保するための専用の安全要件が正しく実装されているかどうかを判断しました。 今回初めて、評価チームはMICROSARの開発において導入された新しい解析手法を評価しました。この手法により、モジュールの実行時間の上限が保証されます。実行時間(WCET:最悪ケース実行時間)の制限により、例えば自動運転車におけるステアリングやブレーキ制御コマンドの恒常的な可用性が確保されます。

前回の評価範囲に加え、exida社は、EthernetおよびJ1939を介した通信用モジュール、ならびに異なるマイクロプロセッサコア間でのソフトウェアの安全な分離を実現するモジュールについても評価を行いました。これにより、安全関連ECU向けのシームレスかつ高性能なソリューションのポートフォリオが完成しました。 その結果、ECU開発者は、安全関連プロジェクト向けに、Vector社のAUTOSARベーシックソフトウェアのすべての関連モジュールを、最高レベルの安全度水準であるASIL Dで受信できるようになります。

2016年、MICROSAR Classic Safeは、ISO 26262に基づきASIL Dまで認証された世界初のAUTOSAR実装となりました。スケジュール通り、2回目のフォローアップ評価が実施されました。この評価は、機能安全の分野で国際的に認められた専門機関であるexidaによって行われ、認証書を通じてVectorのベーシックソフトウェアの高い品質が確認されました。

さらに、ベクター社は、AUTOSAR Adaptiveをベースとした高性能ECU向けの、ASIL Dまでの安全関連ソリューションも提供しています。独立した認証は、年末に取得される予定です。

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