
組み込みソフトウェア認定プログラム
ベクターの組み込みソフトウェア認定プログラムは、組み込みソフトウェアエンジニアが自身の役割や経験に応じてスキルを向上できるよう設計された認定プログラムです。AUTOSARベースのプロジェクトに携わる技術者を対象としており、実務経験の初期段階からECUソフトウェア開発における高度な責任を担うエンジニアまで幅広く対応しています。
本プログラムは、受講者の知識レベルやプロジェクトでの典型的な役割に基づいて構成されています。Certified Embedded Associate(CEA) は、初期的な実務経験を持ち、AUTOSARの概念、VectorのBasic Software、および関連ツールチェーンへの理解を深めたいエンジニアを対象としています。Certified Embedded Professional(CEP) は、BSW統合、ソフトウェアアップデート、セキュリティ、マルチコアシステムといった複雑なテーマに対して、自律的に取り組む経験豊富なエンジニア向けの認定資格です。各認定には明確な受講要件が定められており、受講者の経験や知識レベルに適した認定取得を支援するとともに、次のキャリアステップへの成長を後押しします。
含まれる内容
すべてのプログラム要素は、集中した学習と実践的なスキル習得を支援するよう設計されています。体系的に整理された学習コンテンツ、実践演習、そしてすぐに利用可能な仮想環境を活用しながら学習を進め、プログラム修了後にはベクターの公式認定資格を取得することも可能です。
- 包括的な学習コンテンツ
さまざまな学習メディアを組み合わせたブレンデッドラーニング形式で提供。集中して効率的に学べる学習環境を実現します。 - 実践的な演習
学んだ理論を実践に直接適用し、ベクター製品を使った演習を通じて実際のプロジェクトに近い経験を積むことができます。
- 仮想マシン環境
指定ユーザー向けアクセス:必要なソフトウェアやツールがすべてインストールされ、すぐに使用できる専用仮想マシンです。 - 認定
プログラム修了後、認定要件を満たすことでベクター公式認定資格を取得できます。自動車業界をはじめとする幅広い分野で実績を持つソフトウェアエコシステムプロバイダーによる認定として、専門性と信頼性の向上に役立ちます。
自分のペースで学び、つながり続ける
Blended Learning(ブレンデッドラーニング) は、教室での学習とデジタル学習を組み合わせることで、対面での交流を維持しながら柔軟な学習を可能にします。受講者は Vector E-Learning Portal を通じて体系化されたオンラインコンテンツを学習し、ライブでの意見交換、専門家によるQ&Aセッション、モデレーターによるディスカッションを通じて理解を深めることができます。
この学習形式は、当社のすべての認定コースに採用されており、日常業務と両立しながら効率的に知識を習得したいプロフェッショナルのために設計されています。既存のスキルをさらに磨きたい方にも、新しい分野に挑戦したい方にも、Blended Learningは一人ひとりの学習ペースに合わせながら、実践的で目的志向の学びを提供します。また、実際の業務で活用されるユースケースとの関連性を保ちながら、効果的なスキル習得を支援します。
基礎からプロジェクト責任者へ
段階的に専門知識を高めましょう。AUTOSARの手法やツールの基礎を学ぶアソシエイトレベルから、プロジェクトで高度な責任を担うプロフェッショナルレベルまで、Vector認定プログラムが継続的なスキル向上を支援します。MICROSAR(ベクターのマイクロコントローラ向けBasic Software)およびDaVinciツールチェーンを活用した実践的なトレーニングを通じて、実際のプロジェクトで求められる知識とスキルを習得できます。経験や役割に応じた学習内容により、次のステップへ着実に成長するための力を身につけることができます。
| アソシエイトレベル | プロフェッショナルレベル | |
| 対象者 | 若手エンジニアリングスタッフ、マネージャー、コンサルタント | 経験豊富な専門家、エキスパート職、シニアエンジニア |
| 代表的な職種 | プロジェクトマネージャー、アプリケーション開発者、ソフトウェアテスター | BSWインテグレーター、ソフトウェアアーキテクト、フルスタック開発者 |
| 前提知識 | 事前の知識は不要です(CEA.MCAL Dev.の例外を除く) | AUTOSARプロジェクトまたはCEAに関する2年以上の実務経験 |
| 知識の深さ | 基礎知識に加え、初歩的な実務経験 | AUTOSARスタックに関する幅広い概要と、関連するユースケース(更新、セキュリティ、マルチコア)に関する深く専門的な知識。 |
| 学習目標 | 基礎と中核となる原則を理解する | 知識を複雑で現実的なシナリオに応用する |
| 習得できるスキル | 基本的な応用スキル | 高度な設定、問題解決、意思決定スキル |
| ユースケース/適用分野 | 基礎的な理解 | 設定、検証、デバッグ、診断設定、セキュアなオンボード通信、OTA処理、タイミング解析など、その他多数... |
| ビジネスへの影響 | 迅速な導入と基礎知識の習得 | プロジェクトへの直接的な支援、若手専門家の育成 |
| 作業量 | 35~55時間、自分のペースで学習 | 120~160時間、自分のペースで学習 |

