
Applus+ IDIADAが、vAnonymizeを使用して、実走行シナリオを大量に記録しながらデータのプライバシーを確保している方法をご紹介します。
お客様
自動車エンジニアリングおよびテストサービス分野における世界的なリーダーであるApplus+ IDIADAは、世界中の自動車開発プロジェクト向けに包括的なソリューションを提供しています。25カ国以上で事業を展開し、車両開発、テスト、型式認定、製品認証に及ぶ専門知識を有するIDIADAは、メーカーが現代の自動車開発における複雑な課題に対処できるよう支援しています。 イノベーションと技術革新への取り組みにより、IDIADAはADAS(先進運転支援システム)およびAD(自動運転)のテスト・開発の最前線に立ち、大規模な実地運用テスト(FOT)を実施しています。
課題
実地運用試験における大量の試験映像
の取り扱いとデータプライバシーの確保IDIADAが実施する大規模な実地運用試験では、実際の走行シナリオで撮影された膨大な量の動画記録が生成されます。これらの記録には、公道や都市環境、さまざまな交通状況において撮影された顔やナンバープレートなどの個人データが含まれていることがよくあります。欧州のGDPRや中国のPIPLといった厳格なデータプライバシー規制がある中、この実地試験データの適切な匿名化を確保することは、極めて重要な要件となりました。
さらに、このソリューションには、フィールド運用テストで典型的に見られる、動きのあるぼやけた顔、部分的に遮られた被写体、多様な照明環境、複雑な都市設定など、困難な実走行検出シナリオを適切に取り扱う能力が求められました。
解決策
vAnonymizeは、特に高スループットでAIを活用した匿名化ソリューションを提供しており、インターネット接続を必要とせず、完全にオンプレミスで動作します。
メリット
- 実環境におけるAIを活用した匿名化:高度なニューラルネットワークにより、照明や天候の変化、都市環境など、厳しいフィールドテスト条件下でも確実な検出を実現します。
- データプライバシーに準拠した実地テスト:公道でのデータ収集において、GDPRおよび業界固有の規制を満たし、さまざまな法域にわたるコンプライアンスを確保します。
- クローズドシステム内での個人データ保護:実地テストデータおよび個人情報は、安全で独自のシステム内に留まります。これは、開発中の機密性を維持しつつ、適切なデータ処理契約(DPA)に基づき、検証および型式認定を目的としたデータ共有を可能にする上で極めて重要です。
- グローバルなテストに向けた世界規模での展開:さまざまな要件を持つ複数の国/地域にわたるフィールド運用テストをサポートし、データ収集、新車システムの検証、および規制関連活動のためのテストに対応します。