
「Data Collector」は、車内でデータを収集し、さらなる処理のためにクラウドへ転送する組込みソフトウェアソリューションです。送信するデータを定義できるため、さまざまなユースケースに対応することが可能です。
本ソリューションは、データ収集タスクの管理、システム内でのデータ取得、データの処理、および必要な場所へのディストリビューションといった主要な機能を網羅しています。
主なメリットの概要
- あらゆるユースケースに対応する単一のアプリケーション:安定したAPI上で幅広いユースケースをサポートします
- 実走車両でのデータ収集に最適化されています
- XCP、SOME/IP、SOVDなどの主要なデータソースに対応しています
- 顧客固有のデータソースを追加して統合できるよう拡張可能です
- モジュール式の設計により、目的を絞った使用や既存システムへの容易な統合が可能
- 追加のツールは不要です
適用分野
データを活用したインシデント解決
無線による対象を絞ったデータ取得により、遠隔でのデータ駆動型インシデント分析が可能になります。インシデントの状況を踏まえて、車載データやシステムの挙動を監視することができます。テスト車両の台数を増やすことで、ソフトウェアの問題を早期に検出できる可能性が高まります。
データに基づくサービス
サードパーティのプロバイダーが提供するサービスを含め、多くのサービスは車両データへのアクセスに依存しています。新しいサービスの展開や、既存のクラウドサービスおよび車載サービスの改善には、動的なデータアクセスを可能にする柔軟な車載ソリューションが不可欠です。
利用状況に基づいた製品の改善
Over the Airで車両データにアクセスし、車両や各機能がどのように使用されているかについて明確な知見を得ることができます。これらの知見を活用して、実際の使用状況に基づいて製品を改善し、将来の車両開発の指針とすることができます。
機能


データ収集リクエストの管理
データコレクターは、データ収集リクエストを効率的に管理し、このプロセスをサポートする機能を提供します。中央APIを使用することで、収集リクエストを定義・デプロイメントすることができ、状態管理、一貫性要件、および関連する事項についてはシステムが自動的に取り扱います。


データ収集
データコレクターは、動作しているユニット上でローカルに、また車両全体にわたって車載データを取得します。分散したデータにアクセスするために、幅広い標準化されたプロトコルを使用しています。
また、データ収集タスクのためのディストリビューションメカニズムも提供しており、リクエストが車両全体の関連コンポーネントに確実に届くようになっています。
データの処理とディストリビューション
データコレクターはデータを処理し、一連の中核となる処理機能を提供します。これらの機能を動的に組み合わせて、特定のデータ収集タスクに合わせたパイプラインを構築することができます。統合されたブローカー機能により、収集・処理されたデータが複数のエンドポイントに配信されます。
さらに詳しい情報
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