VectorCAST/Ada

Ada対応の自動された単体/結合テスト

VectorCAST/Adaは、テストドライバーおよびスタブの生成を自動化し、テストコードを手作業で作成することなく、実行可能な完全なテストハーネスを提供します。Adaの単体テストおよび結合テストは従来、多くの工数を要する作業でした。VectorCAST/Adaはテストハーネスを自動的に構築することで、このプロセスを大幅に効率化します。これにより、開発者はテスト基盤の構築ではなく、網羅性の高いテストケースの作成に集中できます。

テストはホスト環境上でネイティブ実行できるほか、ターゲットシミュレーターや、VectorCAST RSPを使用した組み込みターゲットハードウェア上でも実行できます。ホスト環境で開発したテストケースはターゲット環境上で再実行できるため、クロスコンパイラの動作や実機環境での性能を検証できます。

VectorCAST/Adaの適用分野

VectorCAST/Adaは、航空宇宙、鉄道などのミッションクリティカルおよびセーフティクリティカルなシステム向けソフトウェア開発に携わるAda開発者およびテストエンジニアに利用されています。Ada 83、Ada 95、Ada 2005、およびAda 2012に対応しており、新規開発コードとレガシーコードの両方に適用できます。

メリット

VectorCAST/Adaは、Ada向けテストハーネス構築の手作業による負担を、自動化された再現性の高いプロセスへ置き換えます。新規開発とレガシーコード検証の両方を効率的にサポートします。

  • テストハーネスの手作業による作成を不要に

    ドライバーおよびスタブはソースコードから自動生成されます。開発者はテストロジックの定義に集中でき、テスト基盤の構築に時間を費やす必要がありません。

  • レガシーAdaコードにも同じ厳格な検証を適用

    VectorCAST/Adaは、新規および既存のAdaアプリケーションの両方に対応しています。レガシーコードへの単体テスト導入も、大規模な改修を行うことなく実施できます。

  • 航空宇宙および防衛分野の規格に対応したカバレッジを証明

    コードカバレッジ解析は、DO-178Cをはじめとする業界標準で求められるレベルに対応しています。コードカバレッジビューアーにより、未テストのコード行をソースコード上で直接確認できます。

  • ホスト、シミュレーター、または組み込みターゲット上でテスト

    テストケースは、書き換えることなくホスト環境から組み込みターゲットへ移行できます。VectorCAST RSPがターゲットハードウェア上での実行を自動かつシームレスに処理します。

  • 回帰テストの自動化

    テストデータはハーネスとは別に管理されます。回帰テストは、変更のたびにテスト実行ファイルを再コンパイルすることなく、更新されたソースコードに対して実行されます。

適用分野

VectorCAST/Adaは、Adaを主要言語として使用し、ソフトウェアの正確性がミッションクリティカルまたはセーフティクリティカルとなるプロジェクトで利用されています。

航空宇宙

DO-178BおよびDO-178Cに準拠した航空機搭載ソフトウェア向けの単体/結合テスト。高い設計保証レベルで求められるカバレッジエビデンスの取得に対応します。

産業機器

IEC 61508に準拠したプロジェクト向けの体系的なソフトウェア検証を実現します。

鉄道

EN 50716:2023に準拠したプロジェクト向けのAdaソフトウェアの検証および妥当性確認(V&V)を支援します。

主な特長

VectorCAST/Adaは、ハーネスの生成からカバレッジレポートの作成、回帰テストの実行に至るまで、Adaの単体テストおよび結合テストのワークフローのあらゆる段階を自動化します。

テストの作成と実行

テストハーネスの自動構築

Adaソースコードから必要なテスト基盤をすべて自動生成します。テストコードを手作業で記述する必要はありません。

データ駆動型テスト実行

テストハーネスは実行時にテストデータを読み込みます。テストケースを更新するたびに再コンパイルする必要はありません。

テストケースの自動生成

デシジョンパスに基づいてテストケースを自動生成します。手動によるテスト開発を始める前の出発点として活用できます。

回帰テスト

更新されたソースコードに対してテストケースを自動的に再実行します。テスト実行のプレイバック機能により、不具合解析を支援します。

組み込みターゲットのテスト

VectorCAST RSPを使用して、組み込みターゲットハードウェア上で直接テストを実行できます。ホスト環境からターゲット環境へ移行する際も、テストの書き換えは不要です。

解析と可視化

コードカバレッジ解析

コードカバレッジメトリクスにより、未テストのコード行を特定できます。DO-178をはじめとする各種規格で求められるカバレッジレベルに合わせて設定可能です。

コードの複雑度解析

静的な複雑度メトリクスにより、高リスクなコードを可視化し、テスト対象の優先順位付けを支援します。

Ada標準およびツールチェーン対応

Ada 83からAda 2012まで対応しています。また、AdaCore GNAT、Green Hills AdaMULTI、DDC-I SCORE、Atego ObjectAda、IBM Rational Rhapsody、およびDOORSと連携できます。

よくあるご質問

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Andreas Horn
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