
VT1104
負荷および測定モジュール
VT1104モジュールは、ECUの最大4つの出力に接続されており、実車動作モードでは、これらの出力はサーボモーターやランプなどのアクチュエータに接続されます。
負荷および測定モジュールVT1104は、VT1004Aの60 V対応バージョンです。そのため、ほとんどのリレーがソリッドステートリレーに変更され、計測範囲もそれに応じて調整されています。
主な特徴
各チャンネルの機能
- 元の負荷やバスバーへのさまざまなシグナル経路は、リレーを介して切り替えられます。これらのリレーは、例えば、バスバーを介してグランドまたはバッテリー電圧への短絡を生成したり、元の負荷へのラインを遮断したり(断線シミュレーション)するために使用されます。
- 入力線間短絡用リレー
- 事前定義済み電流または抵抗値を持つ電子負荷(エレクトロニクス過負荷保護機能付き)
- 瞬時値、平均値、実効値の算出を伴う電圧測定
- PWMシグナルのパラメータ(周波数、デューティサイクル、High/Low電圧レベル)の決定
さらに、リレーを介して2本のバスバー間の2ライン接続を反転させることも可能です(モジュールの全チャンネルで一括して設定されます)。
テクニカルデータ
| VT1104 | |||
| 入力電圧 | -60 V ~ +60 V | ||
| 連続電流(リレー閉時) | 16 A | ||
| 10秒以下の電流(リレー閉時) | 30 A | ||
| 電圧が ±18 V 以下の場合のスイッチ電流 | 25 A | ||
| 電圧が ±32.7 V 以下の場合のスイッチ電流 | 8 A | ||
| 電圧が ±40 V 以下の場合のスイッチ電流 | 4 A | ||
| 電子負荷 | |||
| 定抵抗モード | |||
| – 動作範囲 | 1.5 … 400 Ω | ||
| – 精度(抵抗値 ≤ 20 Ω、電圧 ≥ ±12 V) | ±10 % | ||
| 定電流モード | |||
| – 動作範囲 | 0.1 … 10 A | ||
| – 精度 | ±(0.5 % + 50 mA) | ||
| 整定時間 | 30 ms | ||
| 負荷容量(全チャンネル合計) | 定格 30 W | ||
| ピーク負荷(2s以下) | 最大 120 W | ||
| 電圧測定 | |||
| 精度(25 °C時) | ±(0.3 % + 40 mV) | ||
| A/Dコンバーター(各チャンネル) | 16 Bit/250 kサンプル/秒 | ||
| PWM測定用のPWM周波数 | 20 MHz … 200 kHz | ||
| 基本データ | |||
| 供給電圧(バックプレーン経由) | 12 V ±10 % | ||
| 消費電力(すべてのリレーオフ時) | 定格 4.5 W | ||
| 消費電力(12個のリレーが動作中) | 定格 20 W | ||
| 温度範囲 | 0 ~ 55 °C | ||
| 外形寸法(長さ × 幅 × 高さ) | 300 × 173 × 36 mm | ||
| 重量 | 約1,150 g | ||
| メンテナンス | |||
| 推奨校正周期 | 12ヶ月ごと | ||
| 認定校正(事前校正/再校正)が準拠する標準規格 | ISO/IEC 17025:2017 | ||
