system-visual-measurement-calibration.png

CANape

ECUの測定/キャリブレーションツール

CANapeは、電子制御ユニット(ECU)のキャリブレーション向け高機能ソフトウェアです。高精度なデータ計測、フラッシュプログラミング、診断機能を備え、XCP、CAN、LIN、FlexRay、Ethernetを介したECUとのシームレスな通信を実現します。

特長

  • さまざまなソースからのデータ取得:オープンインターフェイスにより、ECU、バス、アナログ値、ADASセンサーの測定が可能
  • 測定データの直接解析:性能値やその他の関連値を高精度に演算
  • 柔軟なコラボレーションプラットフォーム: 大規模なチームでもシームレスな共同作業を実現
  • 自動化を容易に実現:統合プログラミング言語とパラメータ管理機能(ローカル/クラウド)
  • モデルベース開発:コードおよびモデル向けラピッドプロトタイピングプラットフォーム

CANapeとは?

CANape概要紹介

測定/キャリブレーションツール「CANape」の豊富な機能をご紹介します。この動画では、Sarah NaumannがCANapeの主要な機能や特長を分かりやすく解説します。

主な適用分野

CANapeは、XCP、CAN、LIN、FlexRay、Ethernetを介したECUとのシームレスな通信をサポートします。高性能なデータ取得、パラメータ調整、高精度な測定機能を備えた直感的なプラットフォームにより、開発プロセスの最適化を支援します。

測定

CANapeは包括的な測定ツールです。ECU、ネットワーク、ADASセンサーなど幅広い測定データに対応しています。

電気自動車

ECUデータに同時に直接アクセスできるため、eMobilityAnalyzerを利用することによりeドライブ、インバーター、バッテリー内の処理を包括的に把握できます。

ADAS/AD

幅広いメーカーのセンサーからのデータや車両、その他のデータをロギングします。検出されたオブジェクトの可視化および検証、メタデータを使用した測定データへの情報の付与が可能です。

キャリブレーション

ECUアルゴリズムの挙動を車両に適合させるためのパラメータのキャリブレーションを、ECUに対してオンラインで、あるいはHEXファイルでオフラインで行うことができます。

データ解析

CANapeは、測定データの視覚化からレポート生成も含めた自動解析まで、あらゆる評価機能を備え、ローカルとクラウドの両方に対応します。

診断およびフラッシュ

ECU内の診断データとサービスにアクセスできます。新しいバージョンのプログラムを、XCPまたは診断プロトコル経由でフラッシュできます。

データロギング

あらゆるデータを記録:CANape logではセンサーデータ、SOME/IPなどの複雑なプロトコル、グラウンドトゥルースデータなどの多彩なデータを記録できます。

モデルベース開発

MATLAB/SimulinkモデルをCANapeに統合しECUやバスに参加させシュミレーションすることや、CANape上で測定データをSimulinkモデルへ流し込み制御評価をすることが可能です。また、CANapeからSimulinkへアクセスしモデルのキャリブレーションを行うことが可能です。

テストベンチ

CANape は、テストベンチ環境においても、すべての重要な計測およびキャリブレーションの機能を提供します。

オプション

お客様の要件に合わせて、CANapeの機能を拡張できます。

Mobile UI

測定プロセスは、スマートフォン、タブレット、またはノートパソコンを使用してモニタリングできます。CANapeのMobile UIによって、重要ポイントに集中できます。

その他の機能:

  • 必要なタイミングでトリガーを実行
  • 測定中にコメントを追加
  • 記録した動画をその場でプレビュー
canape-kernel-mobile-ui.png
CANape Kernel Mobile UIの画面

バージョン24の主な機能

  • 拡張性による将来性の確保:ASAM CMPにより、CANapeは継続的に測定機能を拡張。基盤技術にはCAN、FlexRay、LIN、xBASE-T1を採用
  • SDV (Software-Defined Vehicle):録画および視覚化時の動的なSOME/IPデータ構造を含め、ゾーンコントローラーとHPCをフルサポート
  • ADASのアルゴリズムを即座に妥当性確認: 検出された走行可能エリア(フリースペース)と障害物をリアルタイムで視覚化し、カメラ、レーダー、LIDARの認識結果を迅速に評価
  • ロガーコントロールルーム:ロガーを一元的に管理し、位置表示やデバイスのステータス表示などのステータス監視機能を装備
  • ロギングプロジェクトとデータ交換のための100GBのクラウドストレージ:追加料金なしでサインアップおよび使用できるVector Team Services
  • 車両データセキュリティ:ロギング/プロセッシングプラットフォームのVP75x1は、ハードディスク暗号化により記録データを確実に保護

ギャラリー

canape-measurememt.png
計測設定
canape-calibration.png
CANapeによるECUキャリブレーション
canape-adas.png
ADASオブジェクトと車両環境を取得して視覚化
canape-trace-window.png
トレースWindowを使用したバス通信の高度な解析
canape-functions-editor.png
機能言語でCANapeのリモート制御や信号演算が可能

製品の関連情報

コンポーネント推奨要件最小要件
プロセッサー

Intel Core i5、3.0 GHz 以上

Intel Core 2 Duo、2.6 GHz

メモリ(RAM)

16 GB(タスクによってはシステム要件が厳しくなることがあります。詳しくはCANapeのサポート担当者にお問い合わせください)

8 GB

ハードディスク容量

10 GB 以上(タスクによってはシステム要件が厳しくなることがあります。詳しくはCANapeのサポート担当者にお問い合わせください)

画面解像度

1600 x 900

1024 x 768

グラフィックカード

DirectX 9.0c 以上

オペレーティングシステム

Windows 10(64ビット)/Windows 11(64ビット)

関連製品

お客様の課題解決をサポートします
Measurement and Calibration Team
お客様の課題解決をサポートします
ご検討中の方も、次のステップに向けて準備を進めている方も、まずはお気軽にご相談ください。お客様のニーズに最適なソリューション探しをお手伝いします。